地球温暖化の脅威
地球温暖化が問題であるというのは、誰しもが聞いたことがあります。
しかし、地球温暖化が進行することで実際、何が問題となるのか、わかっていると人はあまりいません。地球温暖化の影響は気温が上昇することによる熱波、干ばつ、山火事の頻度の増加だけではありません。
地球温暖化が本当に恐ろしいものなのか、それがわからなければ、対処しようという気持ちも起きません。
この記事では、地球温暖化によって引き起こされる、または既に引き起こされている問題を列挙します。
脅威を自覚し、今すぐグローバルな協力による全世界で手を打ち始めなくてはいけません。
1 氷床の融解(減少)、海面の上昇
地球温暖化により、世界の平均気温が上昇すると、一部の地域(北極圏等)の海氷が融解することと積雪量の減少することに伴い、縮小していきます。
温暖化による海水の熱膨張と氷床の減少により、海面の水位が上昇します。
地域によって、異なるものの、海面が上昇する地域ではその分陸地が減り、人間の住むことができる場所が減っていきます。
日本で、海面が上昇する可能性が高く、台風が強まる傾向もあり、津波による被害が大きくなることが予想されます。
2 台風が強まる
現在台風が多く発生しているのは、フィリピンの東の海上です。
気候の変動により、この発生源がより東に移ることが予想されています。
これにより、台風は日本に接近しやすくなります。
将来的には、台風の発生数は減少するものの、個々の台風の勢力は強まり、降水量も増加することが予想され、その被害も拡大されることも予想されます。
また、台風は、暖かい海から上昇する水蒸気をエネルギー源としており、温暖化が進行すれば、台風はより強い勢力を維持したまま、上陸することができるようになります。
3 農作物の減収
地球温暖化の原因となる二酸化炭素が増えれば、作物の光合成が促進されたり、あったかいほうが育ちやすい作物があるなど、プラスに働く側面もあります。
しかし、高温による悪影響もあります。地球温暖化が不利に働く度合いは、地域や作物により異なります。
麦のほうが、米より影響を受けやすく。また地域的には北方の収穫量が増え、南方の収穫量が減少する可能性が強いです。
このような偏りは、地域や国の間の差を鮮明にし、格差の拡大につながることが予測されます。
4 不平等と貧困の拡大、暴力的紛争の増加
地球温暖化の影響は、地域によって異なります。また、その影響に対する対処を行えるかどうかも、地域の貧富の差によって異なります。
貧しい地域は、十分な対策ができず、影響を直接的に被ることとなります。
例えば、降水量が少ない地域の雨量がより減少し、干ばつの頻度が上昇します。十分が治水事業が行えず、干ばつが継続すれば、十分な食料を確保できなくなります。
食物の収穫量の偏りも重なり、貧困地域では飢餓者が増えることが予測されます。
このような地域間格差は人々の間で不満を増大させ、暴力的紛争に発展する可能性も生じさせます。
これらのすべてが、地球温暖化の対処をさらに遅らせる方向へ働きます。
5 生態環境の変化
地球温暖化の速度は、過去のものと比べて急速なため、生態系はこれらの影響に対応できない状況が生じています。
海では海水の温度上昇で、サンゴが減少し、魚たちの生息域が変化しています。
陸では、森林の環境が変わることで、動物たちの分布に変化をもたらします。
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